宇都宮夏合宿、山岳三連戦、第1ステージ BRM716

ドラフト版、書きかけ

宇都宮、森林公園へGo!
PBPよりも楽しみにしていたと言っても過言ではない今年の宇都宮合宿、夏の山岳三連戦。いよいよ当日を迎えた。コースプロファイルから想像すると、昨年の2連戦よりも3割増しくらいにきつそうな印象で、ホントに完走できるのか疑問ではあるのだけれど、まさに夏合宿といった感じのこのイベントを、コースの概要が発表されたころから楽しみにしていた。コース詳細はこちら。
第1ステージのBRM716は、スタートから約70kmはほぼフラットで峠ふもとまでのアプローチ区間、そこから大きな峠4つ、八方ヶ原、塩那道路、紅葉ライン、大笹牧場を越えて、スタート地点近くのロマンチック村へと戻るコース。獲得標高はルートラボ情報で 3,659mと三日間のうちでは一番小さい数値。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=7d9af1714fa6df1b97418e74f6afdebf

前夜にメンテナンスを完了させ、2泊3日分の荷物をまとめて12時前に就寝、朝4時に起きて朝食をとり、車に自転車と荷物を積み込み、5時前に自宅を出発。輪行ではないので少々荷物が増えても大丈夫なのはありがたい。メンテ関連の道具と念のための予備のホイールセットも余裕で搭載。(後にこれが役に立つとは。。)
幸い高速道路はすいていて、約2時間で宇都宮に到着、森林公園入口のコンビニで飲み物と2度目の朝食を仕入れて、さらに軽量化も達成。7時少し前にスタート地点の駐車場に到着すると、7時スタート組の早いウエーブの参加者たちがちょうどスタートするところだった。
ブリーフィング前に知り合いの参加者やスタッフの方々にごあいさつして周るなど。青葉600でご一緒させていただいた @soramimiv さんや、@atkamano さん、@mino16 さん、@vyv00411 さん、@tokorode565 さんなどなど。@naderaman さんは見かけなかったので7時スタート組のよう。ざっと周りを見回すと、やはりいつもよりも濃いメンバーが集まっているような印象ではあるw。。

高速トレイン乗車
ブリーフィングでは、数度のパンクトラブルに見舞われたとはいえ、宇都宮の試走スタッフが9年目にして初のタイムアウトになってしまったという驚愕の事実を再確認し、初日のコースでこれかよ。。と少しビビらされるなど。
自分は8時スタートの最後の第3ウエーブで8時ジャストのスタート。鶴カントリーを越え、下り始めるとなんとなく出来上がった6−7名の集団、@mino16 さん、@vyv00411 さん、@tokorode565 さんと自分とあと数名で適当に回しながらAve40くらいのいいペースで快調に走り続ける。途中先に出発したウエーブの集団を何度か追い越し、あっという間に36.7km地点のPC1。予想よりもだいぶん早いペースだけれど、この先の山岳区間を考えると貯金ができて良いかも。しかしハイペースでの走行は脚にもそれなりのダメージが。。飲み物の補給補充を済ませすぐに出発する。

最初の峠、八方ヶ原、まさかの脚つり地獄(距離14km、標高差818m、平均勾配5.8%)
PC1からさらに30kmくらい進むと第一の峠区間、八方ヶ原の登りが始まる。登り始めるとすぐに集団はばらけて自分は後ろの方に。。さっきまでの高速ペースで十分温まったと思いきや、温まる以上にダメージ?が残り、ちょっとした登りで、すぐに脚が攣りそうになる!なに〜!まだまだ序盤の序盤、初日の、しかも最初の峠でこのありさまとは先が思いやられますぞ〜!きつめの勾配でダンシングしようとすると脚がピクピク、すぐに攣りそうになり思うように登れない。。決して疲れてはないのだけれど、脚が攣るとは。。思い起こせばこの症状はこれまで何度か遭遇したことが。去年のMSチームでヤビツTTに行った時、去年の秋の青葉アタック300、今年の青葉600と今年の埼玉ビーフライン。そういえばいずれも序盤の平坦区間で飛ばしすぎた後の最初の登りで脚攣り地獄に見舞われてるような。。何かのミネラル分が不足してるのか、あるいは単に脚の使いすぎなのか。ダンシングできないのでクルクル回して登り、勾配のきついところは仕方なく蛇行作戦でシッティングでなんとかやり過ごす。何人かに抜かれ、また何人かを抜きつつ、どうにかこうにか登り切りようやく一つ目の峠をクリア。山頂付近の道の駅に滑り込む。

八方ヶ原山頂の道の駅にて塩分補給
道の駅に入ると、@mino16 さんが休憩を終わって入れ替わりで出発するところ。こちらが登りで苦しんでいる間にすでにそばを食されたらしい。さすがに速い、早々に最初の峠は楽々クリアしていたようだ。飲み物が空になってたので、ボトル二本にそろぞれポカリと水を補給。さらにコーラを胃袋に補給し、熱中症対策&脚攣り対策に効くかもと、今回持ってきた塩もいっしょに補給する。2ccくらいの容量の小さなボトルに入った塩をがばっと口に含み、水で飲み込む。しょっぱい!またここでは膝の痛みが出始めてDNFを検討しているというチコリンさんとしばらくお話し。ここは考えどころで、この先越えて進行方向に降りてしまうと、DNF後の退路も峠越えになってしまうので、ここで決断して引き返した方が帰りは大分楽なのだ。PBPもあるし無理しない方がいいですねということで引き返すことに決めたらしい。

下りでトラブル中のソラミミさん遭遇
塩那手前のコンビニ休憩
休憩を終わらせて、塩原温泉郷方面へ下り始める。道が荒れていて走りにくいし、ブリーフィングで説明の通り走り屋によるものと思われるタイヤカスがコーナー毎に溜まっていてこれまた乗っかると滑りそうで走りにくい。下りなのだけれどスピードは出せずゆっくりと下ってると、路肩でなにやら作業中の @soramimiv さんに遭遇、声をかけると、パンクだから大丈夫〜、とのこと。そのまま通りすぎたが、その後トラブルは解消されず残念ながらDNFされたらしいと後で聞く。
下りの途中で結構な登り返しもありつつ、やがて塩原の温泉街へとたどり着き、しばらく走るとコンビニが現れる。たしか今回のコース、コンビニはそれほどないはずなので、ちょっと早めの昼食休憩をとることに。飲み物を補充しておにぎりとサンドイッチでしばし休憩、二つ目の峠、塩那道路の登りに備える。

塩那道路往復、脚快調(距離8.3km、標高差536m、平均勾配6.5%)
コンビニ休憩の後、しばらく走ると塩那道路のふもと辺りに位置するココストアを通過。多くの参加者がここで休憩、補給していたが、自分は休憩済ませたところなのでそのまま通り過ぎ、峠へと向かう。先ほどの八方と比べると傾斜は緩やかで登りやすいイメージ。しばらく走ると前走者に追いつく。並走して挨拶すると、あれ、DNFしたはずのチコリンさん。やっぱりもうちょっと頑張ることにしたらしい。さすがこのブルべに参加する人たちはそう簡単にはあきらめないらしい。。あまり無理しないでがんばりましょうね〜、と声をかけ山頂を目指して登っていると、次々と下ってくる前走者とすれ違う。この峠はこの先頂上付近で行き止まりで、そこがPC2、チェックを受けた後は元来た道を引き返して降りてくるのだ。しばらく走ると @mino16 さんともすれ違う。さらに大分差がついているようだった。その後、勾配が徐々にきつくなってきたのだけれど、先ほどまで苦しめられていた脚攣り現象は起きなくなっていることに気がつく。ダンシングで登っても問題なし。塩が効いたのか?こいつは調子がいい!最初の峠で脚が使えない分体力も残っており、いくらでも登れる感じ。勾配のきつくなるつづら折れの区間もガンガン踏んで行ける!そんな調子で快調に登り折り返しのPC2にも元気に飛び込む。これで今日のコースの約半分は終わった感じ。有人のチェックを済ませ、水の補給を受け、下りへと向かう。


雨降り後の紅葉ライン(鶏頂高原)越え(距離13.6km、標高差691m、平均勾配5.1%)
塩那道路を下りきり、しばらく走ると塩原と日光方面を結ぶ有料道路、日塩紅葉ラインに出る。ここから先のコースは去年の山岳1日目の後半コースと同じで、一度走っているとイメージしやすく走りやすい。脚の調子も順調で、傾斜も緩いこともあり軽快に進む。最初の峠で抜かれた参加者たちを何人か追い抜きつつ、スルスルと登る。しばらく進むとそのうち路面がウエットに。しばらく前にスコールでもあったのか。そういえば去年も峠のこちら側では雨に降られたことを思い出す。打ち水効果なのか、涼しく感じられてありがたい。後で聞くと7時スタートの参加者の方たちなどはここの雨で結構濡れたらしい。この先しばらくは補給地点はおろか自販機もない区間が続くことは去年走って知っているので、まずは龍王峡の先の川治温泉の辺りまではノンストップで走り続ける。山頂も難なく越えると路面はドライ。やはり峠の塩原側だけで降っていたようだ。ここは道もキレイで下りを快調に飛ばし、料金所で50円払って龍王峡の交差点を右折、いくつかのアップダウンとトンネル数個を越えると、去年も休憩した久しぶりに現れる自販機のある蕎麦屋に到着。

蕎麦屋で給水、氷のサービスありがたし
蕎麦屋の自販機前に自転車を止め、両方とも空になったボトルに水とアクエリアスを補給する。自販機で飲み物を買っていると近くで車を洗っていた店のご主人が気さくに話しかけてくれた。「暑い中がんばりますね〜、今日これで何人も自転車の人が飲み物買っていったよ〜」、と。この場所が二十数キロぶりに現れる自販機であること、長距離サイクリングのイベントであることなどお話してると、「氷あげるから入れてきなよ〜」、と言って店の奥に行ったかと思うとボールに一杯の氷を差し出してくれた。ありがたい。。お言葉に甘えてボトル二つに氷を詰めてそこへ自販機のドリンクを補充。重ねてお礼を言って蕎麦屋を後にする。入れ違いで到着した参加者にも氷をすすめられていた。いい人だ。。今度時間に余裕があるときには必ず利用させていただきます。。


大笹牧場登り、ソフト休憩(距離18.6km、標高差534m、平均勾配2.9%)

蕎麦屋でもらった氷で冷えたドリンクをありがたくいただきながら、最後の峠、大笹牧場への登りを進む。脚は以前快調で、遅いながらも順調に進む。ソフトクリームが食べられる4時半には間に合いそうもないけど、なんとか5時頃にはたどり着きそうな感じ。21時半が最終ゴールの締め切りなので、トラブルなければ今日の完走は問題なさそうとの目途も付いた。去年は確か @iso1127 さんと話しながら登ったなぁ、などと思いだしながら登り、開けたかと思うと牧場が見えてきた。丁度5時頃にPC3、大笹牧場到着。スタッフの方のところへ行くと、まだソフトクリーム売ってるので急いで買ってきたら〜、とのこと。閉店時間は過ぎてるけどまだ営業してるらしい。とりあえずブルべカードを提出して無事ソフトクリームにもありつけた。うまい!


ロマンチック村ゴール


部屋割り


風呂

晩飯




BRM717
l 起床、朝食
l 森林公園への移動
l パンクトラブル
l スタート、コガシ、705ブラックアウト
l 滝ヶ原(距離10.7km、標高差488m、平均勾配4.6%)
l いろは前の給水
l いろは坂(距離30.9km、標高差1,150m、平均勾配3.7%)
l 戦場ヶ原
l 金精峠、通過チェック
l 下ってPC1
l 尾瀬通過、PC1 – 2 暑さ、小さい峠
l PC2での休憩
l 暮坂、給水
l 下って最後の1400m
l 草津
l 渋峠(距離26.0km、標高差1,371m、平均勾配5.3%)
l ゴール
l YH、洗濯、メンテ、宴会

BRM718
l 起床、朝食バイキング
l 705調子悪し
l 下りの30km、アオバ逆コース
l クワガタ、榛名山登り(距離12.4km、標高差775m、平均勾配6.3%)
l 下って、伊香保PC1
l 赤城山ふもとまで
l 赤城山ヒルクライムコース(距離29.4km、標高差1,317m、平均勾配4.5%)
l 茶屋休憩、スプリントごっこ
l PC2残り時間、ソフト休憩
l 赤城山下り
l 122号線、足尾のPC3
l 粕尾峠(距離41.4km、標高差1,030m、平均勾配2.5%)
l 下ってゴール
l 森林公園、風呂、
l 帰路