Mt.富士ヒルクライム初挑戦

今週、ブルベは1回休みで自転車部の仲間達と富士ヒルクライムに挑戦。朝5時に河口湖のホテルに集合ということで、ブルベ以上に早起きの2時半起き。さすがに真っ暗だった。
順調に集合し、会場へ移動。あまりの人の多さに圧倒される。。さすが富士ヒルクライム、5000人以上がエントリーしているらしい。

自分は申告時間を、特に根拠もなく希望的目標時間90分で申し込み、スタートは第5グループ。速い人たちから順にスタートするのだけれど、第8グループまであるので、真ん中よりもちょっと後ろぐらいか。やや緊張しながら順番を待つ間に、雲が切れて富士山が少し顔を出す。

そしていよいよスタート、まずは計測開始地点までパレード走行。TT開始地点からは頑張って踏み続け、1分後には心拍MAX、Edge705の心拍アラーとが鳴りっぱなし状態でしばらく走り続ける。ふと、気がつくとシャランQの誠氏がすぐ後ろからやってきて同じペースで登っていた。最近読んだ雑誌で、彼は確か目標タイムの90分を少し切るくらいの時間で昨年走っているので、この人に着いてゆけばいい時間でゴールできるかも!とマークしながら追従する。5%程度の緩斜面では十分同じペースで登ってゆけるが、たまに現れる7-8%の登りになると、必死に踏まないと置いてゆかれそうになる。10分くらい着いて走行したあと、次にやってきた傾斜がきつくなるところで、徐々に離されてしまい、それっきりに。orz  8%くらいの傾斜となるとガクッとペースが落ちてしまうのは今後の課題。やはり体重重過ぎということか。。

黒こんぶさんに事前に伝授された、緩斜面では頑張ってスピードを上げるべし、との教えに従い、頑張って登り続ける。しかし、さすがは日本一の山、富士山、坂の距離も長い。。ブルベで沢山峠は越えてきたけれど、ここまで長いのはまだ未経験。(この先あるかも。。)普通ならこの先下りだろうと思うようなポイントの先もひたすら登りが続く。試走もできなかったので、Edgeが表示する高度と距離で進捗状況を確認しながら、登り続ける。

標高2000mを越えた辺りから太鼓の音が聞こえてきて、これが4合目だなと確認。その後山岳TTの設定された急な登りの区間を過ぎたら、噂に聞いた、ほぼフラット区間が現れ、ラストスパート開始。頑張って30km/hくらいで踏み続けると、残り250mの声が、がしかし、その先はなんと結構な登り坂。。もう登る体力は残ってませんが。。最後の最後はインナーローでへろへろになりながら、ゴール〜。

手元のラップタイムでは、94分くらい。残念ながら、目標には及ばず。
その後、速報サイトによる計測結果は: 93分33秒だった。短時間の競技だったけれど、十分燃え尽きた。

頑張って登りきった5合目は、晴れ渡っていて、奇麗に富士山頂を拝むことができた。登り終えた参加者達は皆にこやかで、すがすがしい感じを漂わせていた。よし、来年こそは、90分切りだぁ。

2010年06月05日のツイート

BRM529 沼津クラシック 600 参戦 その2

BRM529 沼津クラシックコース図

今回のブルベでの裏テーマは、翌週に行われる富士ヒルクライムに向けて、減量と登板練習。ということで、登りや、特に峠では極力全力でアタックすることにする。新野峠はそれほどきつくはない坂が長く続く感じなので、富士に向けての良い練習になりそう。峠に入り徐々に雨脚が強くなる。路面はもうしっかり濡れているので、後輪の跳ね上げる水しぶきでおしりもぬれてしまう。空は明るいところも見えてるのでそれほど長くは降らなさそうだけど、あまりびしょびしょになってしまうと、下りで凍える思いをすることになりそうなので、峠半ばの木陰で停車してレインコートを上下装着。着ている途中で、少し前に追い越した方も止まって、やはりレインコートをき始める。あまり濡れると後が大変ですもんね、などとお話ししながら、先に準備ができたので出発。濡れなくなり、暖かくなったのはよいけれど、やはり、シャカシャカして、漕ぎにくいのは仕方が無いか。なんとか、峠を越え下りに入るが、やはりレインコートをきておいてよかった。しばらく下っても店はなく、飲み物も補給したいけど自販機もなかなか見当たらない。次のPCまで下りだけかと思いきや、実は結構アップダウンがあって楽ではない。そのうち雨は上がり、路面も乾いてきた、というここちら側は降ってないので、レインコートを脱ぐことに。脱ぐ途中で足がつり、しばしストレッチ休憩。ついでにポケットのおにぎりをいただく。レインコートを脱ぐとやはり走りやすい。

野峠を越えた後も、ひたすらアップダウンを走り続け、そのうち周りは暗くなり、ライト点灯。Edge705がまた例によって、おかしなルートを案内し始める。最近はもうあまり驚かなくなったぞ。怪しいときは、隣に装着したiPhoneのマップで正当性を検証することにしている。たぶん本来のルートと平行して走る生活道路を案内してるらしい。ここはさすがに地元の人しか通らないだろうと思われる、車も走れないような細い道をずんすん進む。とりあえず方向はあってそうなのでいいか。。途中で本来のコースにようやく戻り、ほどなくPC3到着。もう真っ暗な夜8時頃。他の参加者の方々も疲労の様子。そして自分も。朝6時から走り夜の8時まで走り続けて、ここが距離的にはようやく半分の300kmという事実に愕然とする。まだ、半分なのか。。ということで、飲まなきゃやってられない。

ちょっと長めに休憩して、松本のPC4を目指して再出発。どこかで仮眠を取るにしても、残り200kmくらいまでは減らしておきたいので、PC4までは頑張ろう。暗くなって、疲れも出てペースダウンするも、ひたすら走り続けます。そろそろお尻も痛くなってきた。なんの罰ゲームだよ、とか思いながら走り続ける。自らエントリーしたことを考えると、罰ゲームというよりは修行か、などとくだらないことを考えつつ、走る。だんだん、眠くもなってきた。昨晩も3時間も寝てないので当然か。さらに、途中おなかが空いて、寒くもなってきたので、PC3.5休憩、伊那の辺り。

カップラーメンを食べたら、今度は睡魔がやってきた。走りながらも眠くなるという話は、何度か聞いたが、これがそうなのか。眠い。確かに自転車で走ってても眠い。ちょっとだけ休んで行こうと辺りをうかがいながら走るが、眠れそうなとこはみあたらず。無人の駅があったので、駅のベンチで寝ようと中に入ってみたけれど、眠れそうなベンチもなし。orz ふらふら、しながら駅の外へ出ると参加者が一人通過していった。よし、あの人に追いついて、後ろについて眠気を飛ばそう。ということで、追いかけること10分くらい、塩尻の手前辺りで追いつく。背後についてご挨拶して、しばらく一緒に進むことに。しばらく二人で走っていると、一人道に迷いかけていた人と合流、3人組に。そしてその少し先で、眠そうには知っていた虹色のケルビムさんも合流して、4人組に。この虹色ケルビムさんには、見覚えあり。沼津400のときにも折り返したあと、しばらく一緒に走らせていただいた。走るペースがよっぽど似ているらしい。PC4まで、この4人組で走り続けて、到着したのが午前2時を過ぎた頃。後200kmだぁ。

4人のうち、一人はもうちょっと走り続け、他3人で近くの健康ランドで仮眠することに。健康ランドまでは、10km弱、3時15分前に到着。3時を過ぎてから利用すると、1,050円安くなるらしいが、もう早く休みたいのですぐに手続き。まずは風呂に入ってさっぱりする。さすがにこの時間、風呂は空いてて、のんびり、ゆっくりと数種類の風呂を楽しむ。館内着に着替え、仮眠室で横になったのが3時半頃。目覚ましを6時半にセットして横になる。ふー。
すぐに寝られると思ったが、これがどうして、なかなか寝付けない。まぁ、横になって休んでるだけでも楽になるだろうと、おとなしく寝る。寝たのかどうなのか、分からない頃、隣の人の目覚ましで目をさます。時間を確認すると、5時過ぎ。2時間も寝てないのか。。先も長いので起きることにし、ローッカーで着替えてると、先ほどの隣の人がレーパンはいていた。こんな時間に起きるのは、やはり参加者だったか。ジャージの背中に入ってた、まめ大福3個をお茶でいただき、朝ご飯代わりに。宿を出発したのが調度6時過ぎくらい。

塩尻市街地をしばらく走ると、ほどなく塩尻峠。こないだ400でも走ったばっかりだなと思いつつ、ここも登板練習、頑張って登る。朝から峠かよ〜、と思いながら走る。走ってて気がついたけれど、仮眠のあとはお尻の痛みも和らいでいる。風呂休憩が良かったのか。しばらく登っていると、大分前に自転車の姿が。そのうち追いついて、見るとやはりブルベ参加者。挨拶して抜いて、しばらくすると、峠越え。そして下ってしばらく走ると、諏訪湖に到着。湖岸の道を岡谷方面へ向かう。

PC5までは、まだ大分距離があるので、諏訪湖近くのコンビニで朝食休憩、おにぎりとお茶をいただく。次は富士見峠、登っていると、先ほど抜いた方にまた、追いつく。休憩の間に抜かれていたらしい。まずは20号をひたすら南下し、韮崎方面へ進む。アップダウンがありながらも下り基調なので、少しは楽。白州を過ぎた辺りで、次の休憩に入ると、ブルベライダーがお一人休憩中だった。お話を伺うと、AJ北海道の方で、遠征して参加去れてるとの事。今シーズンはPBP参加資格のために距離を稼ぐ必要があり、何度か遠征しているのだとか。北海道からだと交通費もかかり大変だ。その他、いろいろおしゃべりしながら、補給してると、富士見峠で抜いた方が通過して行く。あまり休憩をとらない方らしい。

韮崎の手前辺りで、20号から離れ、のどかな農道のような道を南下する。と、後ろからロードバイクの集団、約20台がすごい勢いで追い越してゆく。見るとナルシマジャージの方々。こんなところまで練習にくるのか。。と感心。あっという間に見えなくなったが、途中、豪快に信号無視して走り去って行ったのを見たときはとても残念な気持ちになった。
最後のPC、PC5に到着したのが、午前11時。この少し前にものすごい睡魔に襲われたので、ブラックコーヒ&眠眠打破を補給。そして、家から電話が入ってたのでかけ直してみると、こども二人が具合が悪いので早く帰ってきた欲しいとのこと。はい、頑張ります。ということで、すでにへろへろになってはいるが、ペースアップすることに。

PC5を出て、あとは下り基調なはず、とおもっていたら、おもわず小さな峠越え。まだ登りがあるのか。。なんとか越えてどんどん下りたいところだけれど、この時間は南風による向かい風。そう、400のときはこの南風にのってずいぶん楽させてもらったが、今回そのつけを払うことに。。身延辺りを過ぎると細かいアップダウンを沢山こなしつつ、ガンガン踏みながら下る。富士川が終わり、沼津への左折交差点に着いたのが午後2時過ぎ。

富士川も終わり、後はフラットな道を沼津まで25kmくらい残すだけ。凱旋パレードみたいなものだと予想してたら、最後の最後にこれまた向かい風、しかも強い。。なかなか前に進まない。下ハン握っては知り続けたのは、今回のブルベではこの沼津への道だけ。途中ブルベライダーに追いつき、見ると、再三追い越している同じあの方が。同じくらいのペースで走る人とは本当に何度も遭遇するもんだご思いつつ、下ハンで頑張って進む。沼津市役所前の交差点を右折すれば、もうすぐゴール。最後の最後まで、向かい風などに歓迎されながら、ヘロヘロになりながらも何とかゴール〜。ゴール時間は午後3時20分。記録は33時間20分だった。もちろん、これまでの人生のなかで最長の自転車に乗り続けた時間記録だぁ。
ガーミンコネクト: http://connect.garmin.com/activity/35137080

ゴール後の手続きを済ませ、スタッフの方や、ゴールされた参加者とお話などする。この達成感に浸りながらのまったりとしたおしゃべりタイムは、いつもとても楽しくもっとゆっくりしたいのだが、子供たちのこともあるので早く家に帰らなければ行けない。残念。急いで準備し、帰宅の徒につく。そして東名に乗ってしばらく走ると、お約束の渋滞。。

疲れがどっとでて、このままだと、間違いなく追突事故を起こすと確信したため、パーキングエリアに入り、仮眠を取ることに。1時間ほど安んで、起きると、やはりまだ渋滞。25kmの通過に70分かかるという交通情報に、ブルベ的にはなかなかいいタイムだなと錯覚しながら、渋滞の列を進む。結局家に到着したのは、日曜午後8時頃。家について、金曜の朝ぶりに家族の顔を見たときには、週末二日もつぶしてしまう、ブルベ600km参加の罪深さを反省する。(2週間後には、青葉600エントリー済なのだけれど。。)

そして後日、ジョグノートにブルベ記録を書き込もうとすると、予想外の入力エラーが。。いや、ホントに走ったんですよ〜。

ランチ、味玉塩ラーメン

オフィスのすぐ近くのラーメン屋、一度行ってみようと思いつつ、今日始めていただく。細麺で、スープはしおだけど、こってり。

チャーシューとシナチクが太めでおいしかった。ちなみに、このラーメン屋さん、かなりこだわりがあるようで、以前こんな休みを見かけた。

そうとうなこだわりがあるのか、あるいはものすごい失敗をしでかしたのかは、定かではありませんが。。

BRM529 沼津クラシック 600 参戦

1月に初の200完走から、4ヶ月ちょっと、とうとう600にチャレンジする時がキター
今月に入って400を2回走ったけれど、いずれも終盤はとてもつらい思いをした。今回、さらに200も追加されて、ホントに走りきれるのかという不安をもちつつ準備を進める。前日は十分な睡眠を取って望みたいところだったけれど、急遽飲み会設定、しかも幹事。。お世話になった方の送別会なので、厳しくなることは理解しつつ、幹事を志願。家に帰ったのは零時前。3時には起きて沼津へ向かわなければならないのであった。。

準備はほぼ木曜に済ませてたので、風呂に入って、最終チェックだけして、急いで就寝12時半過ぎ。そして気がついたのが3時半。。30分寝過ごしたぁー! また、また急いで着替えて、荷物を持って駐車場へ。天気が怪しい中沼津へ向かうが、途中の御殿場あたりは土砂降り状態。とても暗い気持ちで沼津へついてみると、路面も乾いてて降った形跡なし。助かった。。幸い道路は空いててなんとかスタート時間の5分くらい前に現地到着。そこから、受付をすませ、車検を受けようとすると、”ベルがない!”。スタッフの方に事情をはなすと、予備のがあるから貸してあげるよとのこと。一次はDNSを覚悟したけど、なんとか出られることに。AJ神奈川の皆様、お手数おかけしてもうしわけありませんでした。m(__)m
そして、こちらがスタート前の正門前、6時15分くらい?。みなさんとっくにスタートしてて、今回は一人最後尾からのスタートに。600の長丁場なので、15分くらいは誤差の範囲内か。

まずは113km先の御前崎を目指す。さすが600、PC間距離がいきなりいつもの倍くらいある。。さすがにノンストプで113kmは無理なので、まずは70kmぐらいでトイレ休憩&補給。コンビニの前でパン食ってると、原チャリのおじさんに話しかけられるなど。息子さんの乗らなくなった原チャリをピカピカに掃除して乗ってきたらしい。どこまで行くとか、どこからきたとか、いろいろ話してるうちに、コンビニ前をどんどん参加者が通過してゆく。ホラ、あれも参加者ですよ、などと説明しつつ。現地の方とのおしゃべりも楽しいもんだ。
途中、静岡市内あたりで軽く降られた以外は雨にも見舞われず、なんとかPC1到着、10時半頃。こちらは、焼津の少し手前の海岸沿いで記念撮影。


113kmあるとさすがに、それほど団子状態にはならないけど、今回参加者が100名近くいることもあり、続々と参加者が到着する。10分くらいの休憩で済ませ、スタートすると、PCの向かいにドライブインがあり、おおきなハリボテが。迷わず記念撮影。

走り出して3分くらいすると、ポツポツと雨が。。そして結構強くなってきたので、雨宿りポイントを探すがみあたらず、必死に漕いでると、進行方向の空は明るい。どんどん走るとそのうち雨からは逃れられた。結構局地的な雨だった模様。PC1にとどまっている間に降られないでよかった。へたしたら、しばらく足止めをくらうところだ。

次は66km先のPC2、天竜を目指す。今度は距離が短めなのは、その先が山岳コースにはいり、その先100kmはコンビニがないから。。なるほど今度は十分補給しておかなくては。
PC2までも、何度か小雨に遭遇。それより、後輪が跳ね上げる路面の水でおしりがびちょびちょ。こんな天候ではリアの泥よけは必須だ。orz PC2までは距離が短いとこもあり、午後1時過ぎには到着。この辺りはすっかり晴れてて気温も高くなってきた。いい感じ。
しっかり食べて、さらにおにぎり1個とまめ大福3個を背中のポケットにしまい込み、PC3へ向け出発。今度は距離128km & 獲得標高3,156m と、今回のコースの山場とも考えられる区間だぁ。まずは、天竜川沿いにて記念撮影。

天竜川のみちを北上する。

途中みちの駅で休憩、4時頃。ここでは天気雨に遭遇。狐の嫁入りか。

そしてみちの駅休憩の後、いよいよ新野峠へ。峠の序盤からぱらぱら降り出し、途中で結構強く降り出したので、停車して、上下レインコートを着用。

続く。。。

新サドル装着

一昨日なるしまで買ったサドルに交換。今日のジテツウで試してみる。朝は乗り出した後、多摩河原橋過ぎの多摩サイ合流地点で、一度調整。前下がりを修正。サドルの感じは思ったよりも固めで、触った感じは柔らかそうだったので意外だった。ジーンズで乗ったというのもあるけれど。

帰りにもしばらく乗った後、二子多摩川を過ぎた辺りで、前後位置を調整、少し前に出してみる。大分座りやすくなった感じ。帰宅してから、水平器で計ると、まだ前下がりな設定だったので、ぴったりと水平にセットして、近所をしばらく走り回る。帰宅してからは、レーパンに履き替えて、実際の感じを確かめてみる。やはりジーンズと比べると、大分座った感じがマイルドになり、これなら長距離も大丈夫そう。週末の600kmに即本番投入だぁ。

色と形はとても気に入っている。自転車のメーカーとは違うブランドだけれど、色合いはマッチしていてよかった。あとは尻にピタリと合ってくれればいいのだけれど。